(2)2.5m
大問3 の答え
- (1)59本
- (2)2.5m
まず問題の整理
長方形の土地に、下の図のような黒い線が引いてあります。
黒い線は「長方形の周(まわり)+ まん中のたて線EF」です。EF をわすれないのがこの問題の第一関門。
まず黒い線の全長を出しておきます。
長方形の周:(150 + 100)× 2 = 500m まん中の線EF:100m 合わせて 600m
旗は、まず A・B・C・D・E・F の6か所に立て、そのあととなり合う旗が等間隔になるように 間に立てていきます。
(1)の考え方 ― 「区間」に分けてから植木算
6つの点で区切ると、黒い線は次の7本の区間に分かれます。
| 区間 | 長さ | 本数 |
|---|---|---|
| A–E、B–F、A–B、D–C、E–F | 100m | 5本 |
| E–D、F–C | 50m | 2本 |
たしかめ:100 × 5 + 50 × 2 = 500 + 100 = 600m ✓(さっき出した全長と合う)
ここで植木算の出番です。1本の区間について、両はしの旗はもう立っているので、 数えるのは「間に新しく立つ旗」だけ。
100mの区間を10mおきに区切ると、10等分されます。区切り目は9か所。
100 ÷ 10 = 10 等分 → 間に立つ旗は 10 − 1 = 9本
50mの区間も同じように、
50 ÷ 10 = 5 等分 → 間に立つ旗は 5 − 1 = 4本
あとは全部たすだけです。最初の6本を足しわすれないこと。
100mの区間:9 × 5 = 45本 50mの区間:4 × 2 = 8本 はじめの6か所(A・B・C・D・E・F):6本 合計 45 + 8 + 6 = 59本
(2)の考え方 ― (1)の式をよく見ると近道がある
(1)の答え59本を、全長600mと間隔10mだけで書き直せないか考えてみます。
600 ÷ 10 − 1 = 60 − 1 = 59 … ぴったり59本!
これは偶然ではありません。理由はこうです。
- 「全長 ÷ 間隔」= 黒い線ぜんぶの区切り目の数(= 600 ÷ 10 = 60)
- 区間は7本あり、区間ごとに「両はしのうち片方」を数え落とす形になるので −7
- でも、はしの点は6か所あるので +6
旗の数 =(全長 ÷ 間隔)− 7 + 6 =(全長 ÷ 間隔)− 1
この関係が分かれば、(2)は一瞬です。旗が239本のとき、
239 = 600 ÷ 間隔 − 1 600 ÷ 間隔 = 240 間隔 = 600 ÷ 240 = 2.5m
たしかめ: 間隔2.5mで数え直します。 100mの区間は 100 ÷ 2.5 = 40等分 → 間に39本。これが5本ぶんで 39 × 5 = 195本。 50mの区間は 50 ÷ 2.5 = 20等分 → 間に19本。これが2本ぶんで 19 × 2 = 38本。 はじめの6本を足して 195 + 38 + 6 = 239本 ✓ 合いました。
なお、間隔は 100mも50mもわり切れる長さでなければなりません。2.5mは 100 ÷ 2.5 = 40、50 ÷ 2.5 = 20 とどちらもわり切れるので、条件を満たしています。
ポイントのまとめ
- 図の黒い線を見落とさない。 この問題はまん中のEFを入れるかどうかで答えが変わる。 「旗を立てる点」が6つある=6点すべてが黒い線の上にある、というヒントにもなっている。
- 線が枝分かれしていたら、点で区間に分けてから植木算。区間ごとに「間に立つ本数=等分数−1」。
- (1)の答えを式のまま見直すと、(2)が計算1回で解ける。 同じ大問の中では、前の小問が次の小問のヒントになっていることが多い。
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